最近の我が家の子供たちは、戦隊ものに夢中になっています。
仮面ライダーガヴ!
9月から始まった仮面ライダーに夢中なぽにょくんは、変身ベルトが欲しいんです。
でも、我が家ではおもちゃを買ってもらえるのは、誕生日とクリスマスと決まっております。
そう、誕生日でもクリスマスでもない今は、買ってもらえないと分かっているので、ぽにょくんは考えたんです。
作ればいいんだと!
基本は、戦隊ものやキャラクターものはすぐ飽きてしまうので買いたくないというのが、私の考えです。
特に戦隊ものは、テレビでやるのは1年じゃないですか!
変身ベルトなどは、毎年買わなくてはならなくなってしまうんです。
そして、今までのはどうするの?という疑問が…。
できれば、長く遊んでもらえるものを買ってあげ、物を大切にすることを覚えてほしいと思ってしまうのです。
まぁ、ここは、夫と意見が一致しているので、そのまま貫いていこうかと思っています。
小学校の高学年になったら、予算内であれば、本人に任せようと思いますが…。
さて、ぽにょくんですが、変身ベルトを、牛乳パックとストローを駆使して作成し始めたのです。
カッターなどは危ないので、私が手伝いましたが、どこをどのくらい切るなどは、ぽにょくんに何度も確認しながら、ぽにょくんのイメージを崩さないように注意して作成しました。
大人なので、こうしたらいいとか、いろいろ考えてしまうのですが、今回はぽにょくんのイメージとやる気を尊重したかったので、あえて口出しせず。
何とか完成したようで、満足そうに腰にひもで結び遊んでいます。
ぽにょくんが作れば、もいちゃんも作りたい!ということで、実際は、同時進行で、もいちゃんの分も作っています。
この、ないなら作ればいい。というのは、基本私の考えです。
小さいとき、車で遊ぶときに、道路が欲しくて、百均のビニールテーブルクロスに、道路の絵を描いたり、消防署や警察署を、牛乳パックで作ったりしてます。
今しか使わないし、すぐに捨てられるものって、楽じゃないですか。
と言いながら、二つともまだ家にあり、捨てたくても捨てさせてくれないものになっています。
たくさんのものに囲まれている生活の中で、いろいろなものを工夫して、自分で自分を満足させられる人で、あってほしいと願います。
ふしぎなナンターラ
さぁこの本は、ゾウがある日、傘に出会うんです。
でも、ゾウは傘というものが、なんて名前なのか、どういうものなのか知りません。
そこで、傘に「ナンターラ」という名前を付けます。
どうやって使うのかいろんな友達に聞いたり、試したりします。
飛んでみたり、船にしてみたり、隠れてみたり、でもどれもうまくいかないんです。
そんな時、雨が降り出します。
ゾウは、ナンターラのおかげでぬれずに済みます。
そこでナンターラの使い方を、知るのです。
我が家の子供たちは、この本を読みながら、「傘はそんな使い方しないよ~。」
「なんで、ナンターラなんだろう?傘なのにね。」と楽しそうに話しています。
確かに、私たちは、これを傘と呼んでいるかもしれないけど…。もしかしたら、違う名前だってかもしれないんだよな。なんて考えてしまいました。
全ての物には名前があるけど、それに名前を付けた人がいて、国が違えば、呼び方も違くて…。
このことに子供たちが気が付くのはいつなんでしょうね。
『ふしぎなナンターラ』イルソン・ナ/作 小島希里/訳は、優しくほっこりするかわいい絵で、とても読みやすい本です。
3歳4歳5歳くらいの物の名前と使い方がわかる年齢の子にお勧めです。
ぜひ読んでみてください。
ではでは。
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